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ハンドメイド作品や独り言など冥土の置き土産に色々残していくょ

夢か前世?

先日、息子君の読書感想文の為に 図書館行って本を借りなきゃなぁ~、と 思っていたら 我が姉様から、息子君宛てへ1冊の本が送られて来ました。

どんなタイミングだょ?!(笑)って事で、姉の不思議話を。


4歳年上の姉は

私が3歳の時 目の前で、市バスに跳ね飛ばされ 空中を舞っても、不死身な人でした。

小学生の時には母と、ガードレールと車に挟まれかけた人です。

(これも私が目撃者)


そんな姉は事ある毎に、長崎から鹿児島まで車飛ばして、身内事に走ってくれます。

父のお見舞いで病院を訪れると、

父の写メや身内の写メを送って来て、

見てくれん?と依頼してきます。


そんな姉はバツ1子無しで、

2度目の旦那様とは死別です。(こちらも子無し)

その旦那様と私は1度も会えず、どんな方かも知らずじまい。


これから遺すお話は、そんな旦那様と姉のお話です。


その旦那様が亡くなった日、姉から電話がありました。


姉『旦那が亡くなったの。

入院してたんだけど、昨夜は元気だったのょ。

なのに 急変したの。

何か分かる事があったら教えて…』


私「…そうなんや。

うん、分かった…」


その日の就寝前、私はその旦那様にお願いしました。


「何でも良いので、姉に伝えたい事があったら教えて下さい。宜しくお願いします。」


で、その日見た夢の内容がこれ。


晴れ渡る青い空。

足元には、緑の野原の絨毯が風で流ている。

緑の絨毯のずっと先には水平線。


その野原の手前、土手の中腹辺りに藍色生地で、赤く細い縦柄の入った着物を着て、

真っ黒な髪を結った

満面の笑顔で大きく手を振る少女。


歳の頃なら10歳程だが、しっかりとしたおもむきから13歳程にも見える。


『いってらっしゃーい!!』


どうやらこの娘は、水にまつわる仕事に出掛ける父に向かって、見送りしている様だった。


この光景は、少女の毎日のお勤め。


父一人、子一人。

2人っきりの家族だった。


その少女の母親は、出産と同時に亡くなっている。


昔の出産は命がけ。


そして まさに、母は命をかけ娘を出産した。


そんな出生を理解している少女だったからこそ、子供ながらにしっかりとしていたのだろう。


毎日の様に繰り返される営みの中での朝の一幕。

だけど、いつもと違ったのは、

その日少女の元へ、父は戻らなかった。


海で命を落とした。



夢の解釈


過去世の父の仕事の『水(海)』は、今世の二人の仕事にまつわる。


今世の旦那様は過去世のお父さん。

そのお父さんは今世で娘に会って、過去世で途絶えた娘への思いを精算して去った。


過去世の母は今世でも母。

過去世での出生と死別が同日って事で、

今世での母子は同じ誕生日。

過去世で母としてのお役目が成し得なかった為、

今世でまた母として存在。

しかしそれは、娘の成長の途中までで、後は離れた場所から母として存在する。

命の火が消えつつある時、

「この子を育てて行き(生き)たかった」という思いにより、現世で願いを叶えた。



結果…

過去世では 両親と長く接する事が出来なかった為、

今世では 両親との繋がりが深い。


今世で子供が授からなかったのは、自身が子供役を味わう為だった。


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