不思議話~epi・位置
カミングアウト後、父のいとこの娘ちゃん達と会話する機会が増え、その中で知った事がありました。
日記 epi・零の中の3人の意味は、その会話で知る事となります。
父の妹である叔母さんは働きながら長年 人工透析をしており、 生涯未婚で、数年間 私の母親代わりでした。
(自分を律する為に水行もしており、私にも勧めてきた事があります。)
父のいとこの叔母さんは、白血病を患いながらご夫婦で花屋を経営しており、反抗期ど真ん中の私は、そこで働かせて頂いておりました。
(反抗期娘の理解者で、世話を焼いてくれるお姉さん的存在)
白髪のおじさん。
…この人誰?って感じなのですが、この方のイメージを伝えると
『それ 私のおじいちゃんだょ。霊能者みたいな仕事してるの。
花屋の母のお父さんだから私達のおじいちゃんね。
ミズヵ姉のおばぁちゃんのお兄さんだよ!』
私「…え?」
衝撃の言葉を受けつつ ばぁちゃんから、
そのお兄さんの話を1度として聞いた記憶が無かったのですが、ある事を思い出した。
高校入試直前のある日、ばぁちゃんに連れられて行った場所。
ごく普通の民家。
ばぁちゃんいわく、
『かんさぁ~(神様)』と呼ぶ場所。
部屋の壁一面を埋め尽くす大きな仏壇みたいなモノと、花やお供え物が飛び込んできた。
で、一連の流れを終え、私に質問をふる金色の刺繍のたすき掛けした年配の女性。
私はとっさに試してみました。
「(勉強全くしてないけど)高校受験受かりますか?」
『受かる』
いや、そうじゃなくて…、
お前 勉強してないだろうが!って答えて欲しかったんだよね。
あーぁ ばぁちゃん、こんな怪しい所に来てるなんて、どうかしちゃってるゎー(苦笑)
と、花屋の娘に話すと、
『あ、そのおばさん、 じぃちゃんのお弟子さんね。』
との事で、
実際私は、その白髪のおじさんとは会った事が無い。
今思えば、その白髪おじさんの登場は、
今の私の感性解放の1つともなっている。
(次の日記に続く)