\息子君 Happy Birthday!!/
分娩台に3日間乗せられ、計画出産のバルーンを2度入れても、中々出てこなかった息子君。
17年振り 2度目の出産だからと余裕ぶってたけれど、急に酸素吸入器を付けさせられ、分娩台に 助産助手さんが飛び乗り、全力でお腹を押され出てきた息子君は、
鳴き声を上げる事も無く、
顔や姿を見せてもらえるでも無く。
しばらくして私は 処置を終え、
病室へと戻された。
「この病院、子供との対面は分娩室じゃなく、お部屋なのかなー?」
なんて思いつつ、体力を使い果たしていた私は 眠る事を必死で我慢。
(→初産の時、祖母から聞かされた話。
出産後 眠ってしまったら、そのまま亡くなってしまう事があるからと 聞かされていた)
そんなこんなで一夜が明けた。
「あら、朝になっちゃったけど この病院、出産後 しっかり休息をとってからの対面なの~?
凄い 至れり尽くせり♥」と、ルンルンで息子君のいるであろう新生児室へ向かった。
新生児室のベッドで眠っているであろう息子君を探す。
…あれれ?
息子君 居ない…
その流れで、何の疑いも無く、奥にある保育器ベビーに目をやると、
皮膚がドス黒くて茶褐色で、分厚いガーゼで両目を塞がれたベビーが居る。
名札を見ると!!
【⠀ミズヵ ベビー⠀】
はい?!!?
( ゚д゚)
それを見て、完全に思考停止。
その日は息子君に触れる事も出来ず、ガラス張りの所から眺めるだけで、
一体どうなってるのか?聞く事さえ出来なかった。
なのに母乳はたくさん出る。
だから哺乳瓶に搾乳して渡す。
それしか出来なかった。
初めて息子君を抱っこ出来たのは2日目。
退院前日は黄疸が酷く、お母さんとは退院出来ないかも知れません と言われ凹む。
が、ギリギリで 何とか一緒に退院出来た。
1ヶ月検診、
産まれた産院へ行くと、息子君を取り上げてくれた助産助手さんが、
「この子は産まれてくる時からお母さんを心配させちゃったねぇ(笑)」と言っていた。
どんな内容だったのか?
恐ろしくて直接は聞けなかったけど、
話の内容から想像するに、
へその緒が玉結びになっていて首にも巻きつき、酸素が行き渡っていなかった様だ。
って事で、ドス黒くて茶褐色な皮膚と鳴き声上げれずの理由が解釈出来た。
そんな経験と状態で産まれてきた息子君は、超健康体。
色んな経験をさせてくれてありがとう♥
これからも一心同体とは言わないけれど、
経験をシェアさせてもらえると嬉しいです!