お里じゃない、その人の人柄だ。
イベント当日。
午後から雨降る様な予報だったので、開始時間前から 人が多く、
合間で何とか、写メ撮影。
あっという間に午前中が過ぎ。
休憩をとってテントへ戻った所、魂の妹が私へ、
『ねぇちゃんの作品を買ってくれたお客さんが居たんだけどね、お代600円の所、501円を渡されてさ。
で、すみません、
ソチラお代は600円ですょって言ったのょ。
そしたら、 その人、他の商品を見るふりしながら、スルーしてフェードアウトしようとするのよ。』
「え?その人、日本人?」
『うんうん。
で、501円しかもらってませんよ!って言って、何とか600円貰ったんだけどね。』
「そっか~
大変だったね、ありがとう。」
『そんな人も居るんだね』
「あるある、
同じシルバーの硬貨だからバレないと思ってたのかな?
忙しくて お客さんごった返してたしね。
バスなんて、乗車賃を全て10円玉で支払っても分かんないから…(過去の話) 」
そんな事があったと思ったら、異国のお客さんが多くて。
こんな田舎にも外国労働者の波が?と思って居ると、
600円のお品を400円しか無いからと言い、仕方無く販売。
お連れのお客様は、違うお品をチョイスし、断り(ジェスチャー)も無く
ラッピングを開ける。
「こちらは1000円です。」と伝え、1000円を差し出したので受け取って、
「ありがとうございました」と伝えても、その場を離れない。
すると、400円しか持ってないと言ったお客様が、『おつり!おつり!』と言っている。
「コレ見て!
ココに1000円て(値札)書いてある。
600円じゃないんだよ。
600円はこれ!(400円に値下げしてあげたお品を指差す)」
そして再度
「これは1000円ね。分かる!?」
と言うと、投げる様に品物を返した。
品物を返したので お金を返金すると、奪い取る様にお金をかっさらう異国の方。
…日本語 通じてんじゃん。